ストックホルムの水辺
ストックホルムに、アカデミーのエクスカーションで行ってきた。
なぜストックホルムかというと、デザインスタジオのサイトがIJburgというアムステルダムの東部にある島だから。
IJburgは現在も建設が進んでいる新しい島でIJmeerという湖の上にある。
アムステルダムのマスタープランでは、人口密度の高まりにより、住宅エリアとしての位置付けがされている。
が、しかし、湖の上、緑地のネットワークという観点から生物多様性への視点も重要で、
また、オランダ含め、ヨーロッパ諸国では、エネルギー問題への関心も高く、
こう行った側面を含めた"better" "improve" "give" する提案が求められている。
今回は、ストックホルムでのコトを書きます。
IJburgについては、またの機会に書きたいな。
まず、Hammarby sjöstadに向かった。
ここは、「持続可能性」を追求した都市計画がとても有名。
住宅地として密度は高いのだけれど、快適に過ごせるまちになっている。
建物の内側には中庭があり、各建物の中庭が続いている。
ビオトープ 建物を建てた際には、ビオトープを作ることがルールづけされているとのこと。行政の持っている土地であり、メンテナンスは特にしなくてもこんな感じとのこと。日本との違い。。。
特に水辺空間は、日常的に楽しめる空間づくりがされており、本当に良いと思った。
水辺に1人でゆっくり過ごせるスポットがちりばめられている。
また、屋上を庭にして、その両サイドにある住宅が自分たちの庭のように使っているのが、
街として、とても良い協働がなされているなと。
上左写真はショップで緑化されていて、この階段を上ると上右写真のようになっている。
ブロックごと(250世帯ぐらい)にco-organizerがおり、土地所有を越えての協働がなされているそう。
ちなみに、家賃はExtremely expensiveだそう、笑
Hammarby sjöstadから少し離れるけど、めちゃくちゃ楽しそうなプレイグラウンドがあった。
子供の楽しそうな声がすごかった笑
次に訪れたのは、Hornserg
もともと工業地帯であったエリアの水辺空間を緑地とした場所。
地面を矢板鋼で護岸をつくり、湖側へ拡張させている。
かつての図面を見ると水際ラインがウェーブになっており、
そのカタチをよりスタイライズさせて継承している。
また、ファニチャーや手すりなどには、工業地帯であったことを考えてか、コールテン鋼が用いられている。
ここでも、水辺へ張り出したファニチャーたちがとても良いと思った。フローティングで、ボートが近くを通るとめっちゃ揺れる、笑 このエリアでも水辺との関係がとてもよく、何より人がそこに多くいたことが生活に根付いている空間になっていうような気がして良いと思った。
最後に、下の写真の船がホステルになっており、今回泊まっていたのですが、出かけて戻ると、荷物をみんな預けていたのですが、そこには何も無くなっており、つまり船がどこかへ行ってしまっており、みんな爆笑。
誰もこの船が動くとは想像していなかった。
実際に動く船に乗れたっていうことに価値がありますね!ということで落ち着いた笑、
こんな感じで元気にやっております!次回はアスプルンドの森の墓地について書きたいと思います。
森の墓地、感動した!